詳しくはBLOGを御覧ください。
---商品説明---
前シーズンも登場したドッキングミリタリーコート。
他には絶対にないと⾔い切れる圧倒的な存在感があります。
ドッキングシリーズは、単に2着のアイテムを重ねて着⽤するだけの商品ではなく、随所に考え込んだディティールが隠れています。
それは、1着1着を着⽤する時に、ドッキングに必要なディティールが意味なく残ってしまう様では⼯夫が⾜りません。
取ってつけたようなディティールはデザインとしては不⼗分です。
理にかなったディティールはデザインとして成り⽴ちます。
そのような考え⽅の中から⽣まれた、ドッキングシリーズは、2着を製作するよりも時間を要し、合わせた際のズレを気にしながらの作業はとても神経を使います。
ですがやはり出来上がった⾝頃をハンガーに掛けて眺めた時のオーラは凄まじく、絶対にどこにもない、どのブランドにもない唯⼀無⼆の存在です。
山内の縫製による作り込みという精神を一番感じていただきやすいアイテムとして、体力の続く限り製作を続けていきたいと思っています。
アウターは春先や秋口に、インナーは秋口や冬の羽織として、ドッキングした際には真冬の防寒着としての機能は十分に果たします。
機能面としても3シーズン着用可能ですが、何よりも着用した際の高揚感と、所有欲を満たしてくれるモノとしての価値が十分にあるアイテムです。
近年のファッションの流れである、楽で着やすく、軽くて暖かい、などとは逆行したモノとしての楽しさや、モノとして本気でかっこいいと思ってもらえる商品です。
(インナーの袖口には※山内リブが付きます)
※山内リブ...リブの上に生地を乗せ、リブにテンションを加えながら、生地に一本一本手作業でステッチをかけていきます。
全て山内のアトリエで製作するリブは、布帛のアイテムとの相性、色目の統一感など、出来合のリブとは全く違います。
かなりの時間を要する作業で、1着のリブを製作するのに数時間から数十時間かかります。
---表地説明---
コットンボイルウェザー(遠州産)
50年前のシャトル織機を使⽤し、中番⼿のコットン強撚⽷を低速で限界⾼密度に織り上げた⽣地。
極⼒⽷本来の素材感が残るようにワッシャー加⼯のみで仕上げています。
乾いた質感とがっしりとした⾁感、ビンテージライクな⾒た⽬が特徴的な⽣地で、着込めば着込むほど雰囲気が増し、通年使⽤可能なテキスタイルです。
また、コットン素材ではとても難しい真っ⿊に染め上げていることも最⼤の特徴です。
元来染⾊は動物繊維の⽅が圧倒的に染まりやすく発⾊が良いため、コットン産地の⽅々は⼝を揃えてウールの⿊に近しい⿊に染め上げたいと⾔われます。
コットンを限界濃度で染め上げても、濃紺のような⾒た⽬になることも多々ありますが、この⿊はコットンの⿊とは⼀線を画しています。
何度も何度も薄く染め上げ、⻑時間染液につけ込むことにより実現したブラックは、とても綿素材とは思えない⾊味を実現しています。
アルパカ×キュプラボア (富士吉田産地)
キュプラの産地である富士吉田市で、代々キュプラ織物を製作していたwatanabe textileさんが手がけるテキスタイル。
ウールとアルパカが程よくブレンドされたモコモコとした素朴な質感が特徴の生地は、キュプラ産地織物の概念を覆す全く新しい境地です。
タテ糸に使われるキュプラは単なるツナギとしての役割のみで、ヨコ糸の表情で新たなキュプラ織物を創造しています。
※キュプラはコットンを主な原料とした再生繊維の一つです。
アウター
表地 – 綿 100%(遠州産)
裏地 – 綿 70% ポリエステル 30%
ライナー
表地 – 綿 100%(遠州産)
裏地 – 毛 56% キュプラ 16%アルパカ 14% ナイロン 14%
袖裏 – 綿 70% ポリエステル 30%
リブ – 綿 95% ポリウレタン 5%
袖中綿 – ポリエステル 100%
SIZE(cm)
SIZE 3
アウター
着丈 102 胸囲 133 裄丈 87.9
ライナー
着丈 76 胸囲 124 裄丈 90.3