DETAIL
ニットのような肉感のある素材を作りたい、そんなところから始まった企画です。
一見、今回の生地を見るとツイードのように紡毛を使用していそうですが、実は全て梳毛を使用しております。
というのも紡毛で作るとこのような凹凸が表現出来ずなんとなく馴染んでフラットな生地になってしまいます。
凹凸を作るには繊維が均一で一定な梳毛を使用しないと出来ないのです。
尾州でも珍しい太番手の梳毛に、組織は立体的な蜂巣の変化織り、更にヨコ糸の一部はカベ撚り(太さの差がある糸の撚糸)を使用し、組織以上に更に凹凸のある大変迫力のある生地に仕上がりました。
Vというか何というか表現に困る衿型ですが最近はこのような衿型を追求してしまいます。
今回特にイメージしたのが上品なスウェットです。
裾切替を入れてギャザーを寄せて身頃に少し丸みを持たせてコクーンシルエットが特徴です。
SIZE(cm)
2
着丈 68身幅 60 肩幅 49 袖丈 61
3
着丈 71.5 身幅 62.5 肩幅 51 袖丈 62.5
個体差がありますので多少の誤差はご容赦ください。
168cm SIZE02着用