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乳白色の美
近年になって解明されたのは藤田嗣治の絵にはシッカロール(ベビーパウダー)が入っていた。
日本画のような淡い繊細な乳白色に面相筆で命を吹き込む墨の線。
20世紀初頭のエコール・ド・パリ、西洋画の中で日本的美を持って新たな芸術をもたらしました。
彼の繊細の絵のような生地を作りたい、そんなところからのスタートでした。
白とキャメルのウールにグレーTOPのコットンにループヤーンのアルパカを配置、ミルド仕上げでループヤーンが混ざりながら控えめなトーンオントーンの中で見える素材や色の重なりが美しい生地に仕上がりま
した。
藤田嗣治1929年の自画像で着用しているブルーのシャツ、この生地と出会った時に閃きました。
絵で見えてる部分はなるべく忠実に見えない部分は想像しながらデザインをしていこうと。
洒脱な藤田が着ているのだからきっと少しAラインで動きがありそう、とか裁縫をしている藤田の別の自画像から袖の開き止まりにはAquellosのガゼットのような補強布を手付けで優しく縫い止めました。
イメージは大人のスモッグ。
wool 62% cotton 36% alpaca 2%
SIZE(cm)
02
着丈身幅肩幅袖丈
03
着丈身幅肩幅袖丈
個体差がありますので多少の誤差はご容赦ください。
身長168cm SIZE02着用